Metallic Guy




あとがき



Metallic Guy、完結しました。完読、お疲れさまでした。
最初は、夏休みだけで話は終わるはずでした。全十五話くらいのつもりで。
出てくるロボット兄弟は、リボルバーだけのはずだったのです。が!

どこをどうまかり間違ったのか、ロボット兄弟は五体になりました。ついでにそのコマンダーも増えました。
ぶっちゃけ、キャラが増えすぎました。主要だけで十四人て、一体何事よ。
ついでに言えば、完全に悪役にするはずだったマスターコマンダーがいい人になっちゃったし。
おまけに、代わりの悪役で出したゼルが強烈な電波になってしまいました。デムパゆんゆーん。
ゼルが起こした戦い絡みの話は、一人称ってこともありまして、書いていて辛かったです。
それでもなんとか、こいつらを幸せに出来るのは自分しかいないんだこの野郎、と思いつつ書き上げました。
コマンダーシステムの意味は最初っからあんまり考えていなかったので、あんなものになってしまいました。
何か物凄いものを期待していた方、いるとしたらごめんなさい。しょーもない理由なんです、あれは。
ノリはロボットの出てくる少女漫画でしたが、トランスフォーマーの二次創作のクセが抜けず…。
がっちりがっちりした、一見ハードな戦闘が始まってしまいました。空気変わりすぎだよ、文化祭の辺り。

テーマみたいなものがあるとしたら、「幸せ」でしょうか。

途中から決まったんですけどね、これも。大体は、行き当たりばったりで書いてました。
大体の登場人物が、それなりに幸せなオチにすることが出来たと思います。除く、葵ちゃん(笑)とゼル。
最初から最後まで私の趣味全開でした。異種族恋愛ラヴ。戦う苦しみと戦えない苦しみ、とかも。
銀河連邦政府が正義でなければ、コズミックレジスタンスも正義じゃないってのも趣味です。
心残りがあるとすれば、黒の二人をあまり深く書けなかったことです。一人称の限界だなぁ、これは…。
ですが、まぁ、とにかく! 趣味全開な分、辛いこともありましたが楽しかったです!


最後まで、私の拙い小説を読んで下さった読者の方々。

どうもありがとうございました!


04 9/16 あるてみす 拝







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