手の中の戦争




あとがき


手の中の戦争は、これにて完結です。読了、ありがとうございました。
まず最初に、申し訳ありませんでした。全体的に練りが足りず、方向性が定まっていませんでした。
色々と反省点が多すぎて、こんな中途半端なところで話を終わらせてしまうことを、本当に情けなく思います。
まだまだ、修業が足りません。これからも精進しますので、お付き合いして下さると嬉しい限りです。
以前に書いた長編「Metallic Guy」と同一の世界で、有り得るかもしれない一つの未来として書きました。
人型自律戦闘兵器というか地球製マシンソルジャーである、北斗と南斗を成長させたいのもありましたが、
地球に戻ってきたインパルサー達のその後も書いてやりたかったのです。そしたら、ああなりました。
「MG」ではフラレ役で報われなかった葵ちゃんも、妻子持ちにして、ちゃんと幸せにしてやりました。
北斗と礼子も最後にはラブ全開です。そんなにべたべたしないけど、しないからこそ、言葉でラブります。
そんなわけで、あぶれた南斗とG子はやたらと仲が良くなりました。全然萌え要素のない、兄と妹ですが。
朱鷺田隊長は、生涯独り身です。色恋沙汰には興味がない上に、今更何を、と思っているからなのですが。
えー、奈々は百合というわけではありません(笑) ちょっと行き過ぎた女の友情、ぐらいに考えて下さい。
やりたいことを三分の一もやれませんでしたが、それでも楽しかったです。


最後まで、私の拙い小説に付き合って下さった読者の皆様方。
ここまでお読み下さったことを、心より感謝いたします。


本当にありがとうございました!


06 8/16 あるてみす 拝





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