非武装田園地帯




あとがき


非武装田園地帯は、これにて完結です。読了、ありがとうございました。
青臭い話を書きたいなぁと思っていたのですが、どうせならサイボーグものにしようと考えた結果、こうなりました。
鋼太郎と百合子は前から思い付いていたキャラだったのですが、動かす舞台が定まってくれず、二人とも日の目を
見ることが出来ずにいたのですが、こうやってちゃんと表に出せて、思い切り動かしてやれて良かったです。
他の小説に比べると派手さもなく起伏が少ない話でしたが、その分、心理描写をやりたい放題にやれました。
テーマとしては、破壊からの再生であり、日常への回帰です。ついでに青春大暴走、思春期パワー全開。
特に、鋼太郎と正弘の殴り合いには気合いが入ってしまいました。いやーいいわ、若いって。
今回は書きたかったことが目に見えていたので、それを力一杯書き込むことが出来たので満足です。
ただちょっと残念なのは、ペレネとかのことを思い付いたのが後だったので、書き込めなかったことです。
もう少し前に思い付いていたら、話の主軸にがっちりと組み込んでやれたのですけど。ちょっと勿体なかった。
ですが、楽しかったです。


最後まで、私の拙い小説にお付き合いして下さった、読者の皆様方。
ここまでお読み下さったことを、心より感謝いたします。


本当にありがとうございました!


07 1/28 あるてみす 拝





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