ドラゴンは眠らない




あとがき



ドラゴンは眠らないは、これにて完結です。読了、ありがとうございました。
続編を書くのは初めてだったので、色々と試行錯誤をしながら、がむしゃらに書き進めておりました。
なので、前半はぎこちない展開ばっかりで、何をどうしたらいいのか解っていないのが自分でもよく解ります。
それでも、話を進めるに連れて登場人物のキャラが固まってきてくれたので、結構いい感じになってくれました。
中でも素晴らしく使い勝手が良かったのがアルゼンタムで、彼のおかげで展開をひっくり返すことが出来ました。
当初からブラッドの父親が正体であるとは決めていたのですが、他に決めていなかったので、後から付け放題(笑)
あのイカれた口調も言動もかなり楽しくて、ドラ眠キャラの中では、一番気に入っているキャラクターです。
キースは、とことん悪い悪役にしてみよう、と思って書いていったらあんな方向に進んでいってしまいました。
ですが、これはこれで楽しかったです。悪事に悪事を重ねて堕ちていく様を書くのも、結構面白かったです。
ドラ笑に引き続き、テーマは家族ってなんぞや、でしたが、居場所って何だろう、というのも混ぜ込んでみました。
そのテーマを上手いこと書けたとは思っていませんが、それなりに消化出来たかな、とは思っております。
今回は登場人物の年齢が全体的に若かったので、成長と恋愛が前面に押し出せて、めちゃくちゃ楽しかったです。
特に、趣味を詰め込んだレオフィオは楽しくて楽しくて、そのせいでどんどこレオナルドが堕落していきました。
おかしいなぁ、最初は嫌な奴にするつもりだったんだけどなぁ。気付いたら、奴はツンデレラになってました。
ごめんよレオナルド、ありがとうレオナルド(笑) 結婚しても子供生まれても、奴は生涯ツンデレラだー!
まぁ、そんなわけで。


最後まで、私の拙い小説に付き合ってくれた読者の皆様方。
ここまでお読み下さったことを、心より感謝いたします。

どうもありがとうございました!


06 4/5 あるてみす 拝





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