ドラゴンは滅びない、そしてドラゴンシリーズはこれで完結です。 いやー長かった。これまでの五十話から七十話に尺を伸ばしてしまったので、さすがにちょっと大変でした。 魔導兵器三人衆は今まで以上に趣味を丸出しにしてみましたが、途中からだぶつきそうになってしまいました。 特に面倒だったのがラオフーで、キャラ自体は大分気に入っているのですがちょっと動かしづらいキャラでした。 最初はラオフーも生き残らせようか、とも思いましたが、フローレンスを殺しているので結局死ぬことになりました。 で、ラストってことで主要キャラを次々にを死なせましたが、思い入れがある連中だったのでさすがに大変でした。 一番力を入れた死に様はギルディオスで、次点でダニエル。戦う男達は、戦い抜いて果ててこそ美しいと思うので。 グレイスの死に様は話の折り返しにしようとドラ滅当初から決まっていたので、割と義務的に書いてしまいました。 リチャードの処刑方法は銃殺刑です。時代設定は二十世紀初頭なので、さすがにギロチンとかじゃありません。 結局、どいつもこいつもやることは違いますが目的は同じでした。家族で平和に暮らしたい、ってだけでした。 具体的な野望とかない限り、行き着く先はそこかなぁと思いまして。一番身近で大事なものは、それかなぁとも。 ドラ滅と言わずドラゴンシリーズ全体のテーマみたいなものですが、世界を守るにはまず家庭から、ってことです。 ドラ眠と違って恋愛パートはそれほど濃く書けませんでしたが、最終話で詰め込むことが出来たので満足です。 ヴィクトリアは普通の男ではまず無理だし、リリにはフリューゲルがいるので、あの二人は必然的にくっつきました。 というか、それ以外の展開では猟奇END確定です。その場合、ロイズが斧で頭をかち割られてしまいます(笑) ちなみに、ルージュの享年は二百十数歳ぐらいです。なので、ブラッドにとっては物凄い姉さん女房だったりします。 他にもごちゃごちゃした細かい設定や、表に出すほどじゃないけど考えていた設定もありましたが、この辺で。 書きたい話を書けるだけ書いたので、満足です。魔法ロボとかファイヤードラゴンとかツンデレとかツンデレとか。 拙作を読むことで、少しでも楽しい時間を得られたのなら本望です。 最後まで付き合って下さった読者の皆様へ、最大の感謝の意を込めて。 ありがとうございました! Powered by NINJA TOOLS
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