アステロイド家族




柔らかき冬



 そして、二月十四日。
 マサヨシが操縦するスペースファイター、HAL2号に乗り、ミイムとヤブキがエウロパステーションにやってきた。 家族全員の都合が付けば実家のあるコロニーに戻って冬期休暇を存分に楽しむのだが、今年は訓練学校に進学 する際に必要な単位を取るために、アエスタスが三日後に訓練航海に出ることになっている。訓練航海前に長距離 を移動するのは心身に負担が掛かるので、エウロパステーションに集ったのである。機械生命体であるイグニスと トニルトスの体格の問題があるので、パーティー会場は統一政府軍基地内にある談話室になった。
 そんなわけで、今年のバレンタインデーの主役は、おのずと次女のアエスタスになった。ヒエムスはそれに不満 は抱いていないし、軍人になる過程を着実に歩んでいる姉の姿は誇らしいし、訓練航海の無事を願ってアクアマリンを 使ったブレスレットを作ってプレゼントした。姉は気恥ずかしげではあったが、礼を述べてくれた。
 ミイムとヤブキが作ってきてくれた手料理と御菓子を囲み、会話を弾ませていたが、ヒエムスの心中には陰りが 残ったままだった。ミイムに視線が向いてしまうが、目が合いそうになると、つい逸らしてしまった。この日のために 新調した服とリボンに真っ先に気付いて褒めてくれたのは、ミイムだったが、その時も上手く礼を言えなかった。
 どうしよう、どうしよう、どうしよう。ヒエムスが思い悩んでいるうちに楽しい一時は終わり、マサヨシがこの日のために 借りてくれた談話室を明け渡す時間がやってきた。イグニスとトニルトスは率先して片付けてくれ、三人の姉は 久々に口にしたミイムとヤブキの料理と御菓子の余韻に浸って、マサヨシはそんな娘達を愛おしげに眺めている。 ヒエムスは気もそぞろだったが、当たり障りのない返事を返していた。

「ひーちゃあん」

 不意に、ミイムがヒエムスの前に顔を出してきた。ミイムはサイコキネシスで浮いているため、足音がなかった ので、その気配に気付きようがなかった。なので、ヒエムスは心底驚いた。

「なんでございますの!?」

 ヒエムスが身動ぐと、ミイムはヒエムスの手を取った。彼の手は、華奢ではあるがしっかりとしていた。

「さっき、うーちゃんから聞いたんですけどぉ、ひーちゃんっておいしい紅茶を淹れられるんですねぇ」

「ルームメイトの真似事ですわ。ヴィヴィアン、とても御上手だから」

「んでぇ、そのおいしい紅茶のあるお店まで、ちょっと案内してほしいですぅ。エウロパステーションの中って、ちょっと 目を離すとすぐにお店が入れ替わっちゃうからぁ。ボクの記憶じゃアテにならないしぃ」

「それでは、御姉様方も」

 ヒエムスは表情を取り繕って戸惑いを隠しながら、姉達に向くと、ウェールはにこやかに手を振った。

「いってらっしゃーい」

「誰かさんがあまり食べないものだから、私達はその分を食べる羽目になったんだ」

 だから動く気がしない、とアエスタスは食後のコーヒーを傾けつつ言うと、アウトゥムヌスは頷く。

「同上。満腹。充足」

「オイラは今夜の寝床をどうにかしないとならないっすからねー、二人分。いくらなんでも、むーちゃんの寮に泊まる わけにはいかないっすから。色んな意味で」

「ゆっくり散歩してくるといいさ。但し、今度は迷子になるなよ?」

 ヤブキは両手を上向けてみせ、マサヨシはちょっと苦笑した。ヒエムスは念のため、白と水色のフリルがたっぷり 付いたロリータドレスと合わせたデザインのハンドバッグを探り、情報端末と市民IDカードがあることを確かめた。

「御安心なさいませ。過去の轍は踏まないのですわ!」

 照れ隠しにヒエムスは強く言い切り、ミイムの手を引いた。

「それでは参りますわよ、ミイムママ!」

「はーいっ」

 笑顔で答えたミイムは家族に手を振ると、サイコキネシスで二人のコートを荷物の中から運び出してくれた。統一 政府軍基地内にある一施設でありパーティー会場であった、談話室は、イグニスらを始めとした機械生命体が従軍 するようになってからは大幅に規模を拡張された。なので、入り口も広ければ中も巨大で、機械生命体のスケール に合わせた娯楽物もそれなりに用意されている。なので、内部の空調は整えられていて、暖房も効いているので、 コートを脱いでいられたのである。
 談話室から外に出ると、寒風が吹き付けてきた。人間の肉体に不可欠な外的刺激である気温差と気候の変化が 付けられているので、宇宙ステーション内部でも風が吹けば雨も降り、そして雪も降る。ヒエムスは頬に当たった雪の 粒の冷たさに首を縮めそうになったが、白いコートを着込んだミイムが男物の大きな傘を差し掛けてきた。談話室の 出入り口の傘立てに突っ込んであった、マサヨシのものである。

「それで、どのブロックにあるんですかぁ?」

「御案内いたしますわ」

 ヒエムスはコートの襟を合わせ、その傘の下に入った。舗装された歩道に降り積もった雪を、太いヒールの付いた 編み上げブーツの靴底で踏みながら、転ばないように慎重に進んでいく。ミイムは元来寒冷地に強い種族なので、 足取りは雪道に慣れたものだった。並んで歩いていると、ヒエムスは目線の高さの変化に気付いた。

「背、伸びましたねぇ」

 ヒエムスが言うよりも先に、ミイムが手を翳して背比べをしてきた。

「そうですわね。追い付いてしまったら、どうしましょう」

 少し前までは、彼の胸までしか身長がなかったのに。ミイムの身長は一六〇センチ弱で、現在のヒエムスの身長は 一五〇センチと少々なので、後少し伸びれば届いてしまう。もしかすると、追い抜いてしまうかもしれない。母親 の力で産まれ直す前のヒエムスは長身だったので、そうなる可能性は高い。もしもそんなことになったら、傍目から ではどう見えるだろう。ミイムはヒエムスの妹のように見えてしまうのだろうか。
 歩幅は微妙に合わないが、ミイムが合わせてくれている。ざくざくと雪を踏み締める足音が二人分重なるが、街中 に積もった雪に吸い込まれてしまう。ヒエムスは黙り込んでいたが、ミイムもまた黙っていた。うるさいほどお喋りな 彼にしては、珍しいことだった。ヒエムスは自然とハンドバッグを抱き締め、目線も伏せがちになっていた。

「ひーちゃん」

 急に呼び止められ、ヒエムスははっとした。

「あ、はい、なんですの?」

「ここ、どこですぅ?」

「あ……あら?」

 ヒエムスは顔を上げ、きょとんとした。ぼんやりしながら歩いていたせいだろう、見当違いの場所に出ていた。例の おいしい紅茶を売っている店は、ショッピングモールのある第五ブロックと隣接した第六ブロックにある個人経営の 専門店なので、運河に出る必要はないのだが。二人の前にはレンガ造りのアーチ橋と、幅広の運河が横たわって いた。オタル運河、との看板がアーチ橋の袂に立っていて、雪を被っていた。
 また迷子になったらしい。ヒエムスは自分の情けなさに恥じ入っていると、ミイムはヒエムスの手を取り、橋の上に 引っ張っていった。ガス灯をモチーフにした街灯の下へと連れていかれると、ヒエムスは恥じ入り、俯いた。すると、ミイム の冷え切った左手が頬に触れてきたので、ヒエムスはびくんと肩を縮めた。

「申し訳ありません、私としたことが」

「ボクの御菓子、おいしくなかった?」

 ヒエムスの冷えた頬と雪片が付いた巻き髪を撫でながら、ミイムは眉を下げる。

「いいえ。いつも通り、絶品でしたわ」

「だったら、なんであんまり食べてくれなかったの? ザッハトルテ、大好きだったじゃない」

「それをお尋ねになるために、紅茶をお求めになると仰って私を連れ出しましたの?」

「半分口実で、半分本気。それで、どうしてなの、ヒエムス?」

 ねえ、どうして、と訝しげに問い掛けてくるミイムは、口調が凪いでいた。その穏やかさが空恐ろしく、ヒエムスは 唇をきつく結んだ。いつも通り、いや、いつも以上に彼の手料理も御菓子もおいしかった。おいしかったから、自分の 作ったものがいい加減だと痛感してしまったからだ。だから、食べ進められなくなってしまった。それ以外にも理由が あるのだが、恥ずかしくて白状出来そうにない。
 金色の瞳、雪の如く白い肌、桜よりも鮮やかな色彩の髪、高貴な毛並みの長い耳、そして尻尾。かつての自分が 触れることを願っても届かなかった存在が、すぐ目の前に在る。それはとても幸福であるはずなのに、今の彼には 今の自分はそれほど価値がないのだと解っているから、やるせなくなる。

「近頃、夢を見ますの。昔の、皇帝陛下の夢を」

 ヒエムスは乾いた唇を動かし、細い声で語る。

「陛下はいつだって、お力でしか私に触れようとはしませんでしたの。だって、それが手っ取り早いし、それが陛下 の誇りだったんですもの。陛下に触れられるのは、あの世界でのルルススさんだけでしたわ。最後の最後まで」

 でも、とヒエムスはハンドバッグを強く抱き締める。

「陛下がお亡くなりになってから、やっと私は陛下にお近付きになれましたわ」

「それは夢だよ、ヒエムス」

「ええ、夢ですわ。ただの悪い夢」

 ヒエムスは恐る恐る手を差し伸べ、ミイムの毛先に触れる。雪に濡れた髪が、指先で解れる。

「だって、今の私はあなたに触れて頂けますし、触れられますもの。けれど、あなたはやっと自由になられた。私は あなたの過去であり、忌むべきものですわ。私が縛るべきではないのです、陛下」

「意地張っちゃって」

 ミイムは泣き顔のような笑みになり、ヒエムスの背中に手を回す。

「そうだよ。ボクは自由だし、君も自由なんだよ。だからね、ヒエムス」

 背を曲げたミイムはヒエムスの髪に顔を寄せ、傘で少女の姿を覆い隠す。

「ボクは君のママではいられなくなりそうだよ」

 傘に積もっていた雪が滑り落ち、橋桁に重なる。ヒエムスが息を飲むと、ミイムの指先が唇を押さえてきた。

「それと、ボクはもう陛下でもないし皇太子でもないし、君はボクの過去じゃないんだよ。君が忌むべきものだなんて とんでもない、祝福だよ。荒れた季節が終えた後に訪れる、静かで穏やかな冬だ」

「それは、その」

 唇に触れる彼の指先の感触に困惑し、ヒエムスが目を伏せると、ミイムは腰を屈めて目線を合わせる。

「ボクに愛させてほしい。今度こそ」

「……それは私が言うべきことですわ、えっと」

 もう、彼をママとは呼びたくない。かといって、陛下と呼ぶのは奇妙だ。ヒエムスは逡巡した後、小声で言った。

「ミイム、さん」

「う」

「お嫌、でしたか? でしたら、その、愛称を考えますわ」

「いや、いやそうじゃなくて、ええいもう!」

 十九歳の青年らしい威勢の良さで傘を跳ね飛ばし、ミイムはヒエムスを抱き寄せる。分厚いコートの下にある体と 鼓動を間近に感じ、ヒエムスは硬直した。ああ、そうだ。彼が男なのだと自覚したのは、随分前の出来事だ。十歳児 の体で人生をやり直すことになってからしばらくの間、ヒエムスも姉達も子供らしい時間を過ごしていた。その時に 不意に目にした、ミイムの裸身だ。人間の女性に近しい曲線と細さを備えてはいたが、彼はやはり男だった。父親とは 別物の、一人の異性だ。その時はなんとも思わなかったが、成長するに連れて意識するようになり、やがて。

「御父様は、許して下さるかしら」

「前例があるんだ、許してくれないわけがないよ」

 ヒエムスの額に、冷たくも柔らかいものが慎重に触れた。ミイムの唇だった。

「でも、さすがに今はここまでだよ。続きは君が大人になってからだ。それと、ボクもさすがに限界ですぅー!」

 と、最後の最後で口調を崩して声色を変え、ミイムは火照った顔を両手で覆ってへたり込んだ。

「風邪をお召しになりますわよ」

 ヒエムスは額に染み付いた感触に赤面しながらも、噴き出した。ミイムは指の間からヒエムスを窺ったが、すぐに 目を逸らしてしまった。恰好付けていたことが恥ずかしいからである。ヒエムスはミイムが投げ飛ばした傘を拾って 戻ると、今度は彼の頭上に差し掛けた。ミイムはよろけながらも立ち上がり、雪を払う。

「はー……。歩いて帰れるかどうか……」

「大丈夫ですわよ、私がご一緒しますもの」

「ひーちゃんは方向音痴ですぅ」

「それはおあいこでしてよ」

 ヒエムスはハンドバッグを開け、半泣きのミイムにハンカチを差し出した。ついでに、小さな包みも出した。

「バレンタインのプレゼントですわ。よろしければ、受け取って頂けませんこと?」

「このボクが断るとでもお思いですかぁ?」

 ヒエムスのハンカチを借りて涙や雪を拭ってから、ミイムはレースペーパーとリボンで包まれたものを受け取って、 リボンを解いた。その中から現れたのは、バラの形のメッセージカードとハート型のチョコクッキーだった。ヒエムス は何度目かの羞恥に襲われて肩を縮めると、ミイムはチョコクッキーを一つ食べた。

「とってもおいしいですぅ。ボクのと同じ味がしますぅ」

「いけませんでしたか? ですけど、何度作っても、あなたの味になってしまいますの」

「詰まるところ、このクッキーの試作品を食べていたから、ボクの御菓子があんまり食べられなかったと?」

「お恥ずかしい限りですわ」

「じゃ、後で作り直しますぅ。ひーちゃんに、宇宙一おいしいザッハトルテをお見舞いしてやりますぅ」

 ミイムは丁寧に包みを元に戻すと、コートのポケットに入れてから、ヒエムスに左手を差し伸べた。

「一緒に帰って、一緒に作ろう」

「はい」

 その左手に手を重ね、ヒエムスは微笑んだ。それから、二人は歩幅を合わせて雪の降る街を歩き、今度こそ道を 間違えずに紅茶の専門店に向かった。そこで二人は冷え切った体を温めてから、家族のお土産にするための紅茶 と、二人分のお揃いの紅茶を買った。今だけは少し離れて暮らしているが、同じものを口にすれば傍にいる感覚が 味わえるから、とミイムが力説したからだ。ヒエムスはその通りだと思ったし、好意の示し方が手探りなのはどちらも 変わらないので、彼と通じ合える部分を少しずつ見つけていこうと心中で誓った。
 人工の冷気で凍り付いた水溜まり、白く霞んだショーウィンドウ、エアカーのフロントガラス、ミラーガラスのビル。 ありとあらゆる鏡があれども、彼は鏡の向こうにはいない。その中にも、裏にさえも。なぜなら、ここにいるからだ。 ヒエムスは彼の左手を離さないように握り締めると、彼もまた握り返してくれた。
 雪は、当分止みそうにない。



 
 後日。
 ミイムは発熱した。雪の中を歩き回って風邪を引いたのだろう、と家族の皆から言われたが、ミイムとヒエムスは その原因を知っている。だが、敢えて明言すると恥ずかしさでサイコキネシスが暴発しそうになるので、胸の奥深く に収めていた。今のところではあるが。エウロパステーションに滞在している間はなんともなかったのだが、自宅に 帰宅した途端に倒れてしまった。文字通り、前のめりに。

「ううううう」

 頭痛と怠さと発熱に苦しみ、ミイムは虚空に手を伸ばす。

「なんすか、水っすかトイレっすか」

 リビングのソファーに横たわっているミイムの傍で、ヤブキは例の宇宙船のプラモデル作りを再開していた。

「ヤブキはむーちゃんに始終あんなセリフを吐いているんですかぁ……」

「ミイムがひーちゃんに何を言ったのかは知らないし、問い質すつもりもないっすけど、まー、オイラとむーちゃん の場合は呼吸するレベルで言うっすからね。好きだー、愛してるー、って。むーちゃんがああいう性格っすから、 オイラからガンガン攻めないことには」

「信じらんねぇ神経と度胸をしてやがるですぅ……」

 熱で潤んだ目で天井を見上げながら、ミイムはぼやいた。

「で、それ、なんすか」

 ヤブキがペンチを持った手で示したのは、リビングテーブルに置かれたミイムの情報端末から投影されている、 立体映像のウェディングドレスのデザイン画だった。ミイムは潤んだ目を細め、掠れた声で答える。

「ひーちゃんが描いてくれた、ボクのドレスのデザイン画ですぅ。どうだ羨ましいのならばそうと言いやがれですぅ」

「え? ひーちゃん本人のじゃないんすか?」

「それはまた別にデザイン起こすんだそうですぅ。ひーちゃん、将来は服飾デザイナーになりたいって。だから、今は 一杯勉強して、縫製も覚えるんだそうですぅ。だから、ボクはひーちゃんのお嫁さんになるんですぅ。そうすればぁ、 ひーちゃんは仕事に没頭出来るですぅ。まー、プロになれたら、っていう話ではあるんですけどぉ」

「いいっすね、それ。最高っすよ」

「ふはははは、もっと褒めやがれですぅ」

 ミイムは情報端末を手探りで取ると、立体映像を目の前に近付けた。ヒエムスが描き起こしたデザイン画を立体化 した映像を眺め回していると、ふと、思い出した。このレースの付け方、フリルの並べ方、末広がりの袖口の幅、 襟刳りの形には見覚えがある。ヒエムスが十歳児の体に変わってから間もない頃、数少ない手持ちの服を懸命に アレンジして子供なりにお洒落していたヒエムスを見るに見かねて、ミイムが作ってあげたロリータドレスと全く同じ デザインだ。もちろん、素材や寸法は大違いだが、シルエットはそっくりだ。
 熱で膨れた脳に、夢の残滓が過ぎる。狂皇帝レギーナがヒエムスに何着も豪奢なドレスを贈り、着飾ってやって いたことを。あれは、皇帝だった自分なりに精一杯の好意の示し方だったのだろう。だが、まともに真意を伝えようとは しなかったから、凄惨な結末を迎えた。馬鹿だなぁ、昔のボクは、と内心で呟いてから、ミイムは笑った。
 夢の残滓の代わりに、思い出す。ミイムが作ってやったロリータドレスを着たヒエムスが笑い、喜び、少女にだけ 許された美しさを振りまく様を。それを見ている際に感じる熱情は単なる母性愛だと思っていたから、最近まで自覚 しなかっただけだ。だが、自覚した上に伝えてしまったからには、彼女と幸せになるしかない。
 今度こそ。







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