目覚めの朝 偶然の出会いか、必然の出来事か。 紅い食卓 それぞれの食事と、それぞれの事情。 隣人は炎の如く お互いが、お互いにとって厄介な存在。 黒き瞳の少女 唐突な来訪者の、目的と正体は。 業火 戦いは、常に背後へ寄ってくる。 親交計画 浅はかで単純で、解り易い彼女の策略。 割に合わない仕事 余計なことは、するものじゃない。 灰色の客人 暇を潰すためだけに、その男はやってくる。 真夜中の散歩 行き着いた先は、彼の骸が眠る場所。 不器用な贖罪 過ちは、償わなければならない。 亡霊との休息 束の間の安らぎと、突然の襲撃と。 惨劇は和やかに 痛め付けるはずが、痛め付けられて。 過去の息づく屋敷 時と記憶を積み重ね、ただ、在り続ける。 憧れの魔法使い もう一人、弟子が出来てしまった。 淡き恋の行方 二人の少女が、焦がれる相手は。 吸血鬼の家出 現実からは、逃げることは出来ない。 煩悶する人形 機械人形の魂は、揺らぎ始める。 魔法修業の名の下に 饒舌なスライムによる、課外授業。 鮮血の歌劇場 喰らうために、守るために、戦い抜く。 傷心を癒す薬 優しさは、何よりも嬉しくて温かい。 波乱の家宅捜索 灰色の城で、いびつな欲望が露わとなる。 豪雨 鋼で成された体に、雨水の涙が伝う。 首都への旅路 遠き都へ、思惑を乗せた船が行く。 絶望と希望の夜 邪なる主に、不幸な少女は身を捧ぐ。 繋がる手、触れる心 少しでも、この人に近付きたいから。 異能者達の箱庭 前 竜の末裔に潜む、荒ぶる血が目覚める。 異能者達の箱庭 後 破壊に次ぐ破壊の末に、あるものは。 月下の廃墟 失ったものが、戻ることはないけれど。 反逆の傷痕 悔やんでも、罪は償われることはない。 邂逅、再び 贖罪と、そして、日常を取り戻すために。 幸せの定義 本当に、手に入れるべきなのは。 迷子の思い出 道に迷いし幼女と、先に迷いし少年と。 未来への旅立ち それぞれの、新たなる日々に向かって。 青き夏の日 暑き昼下がり、少年と戦闘兵器は戯れる。 邪なる策謀 夜の闇に紛れながら、異能者達は戦う。 恋と愛の狭間 一度でも、欲してしまえば止められない。 猛り狂う本能 魂の奥底に眠る、獣の血が暴れ出す。 竜の眠る都 東の地に生まれたのは、邪心の化身。 決意の婚礼 守るべきものを、守るために。 人で在るために 兵士であり、そして、異能者である以前に。 戦渦の中で 戦いの足音は、確実に近付いてくる。 勇ましき戦い 譲れぬ思いを魂に宿し、ぶつかり合う。 罪と罰 ただ、己の幸せを求めたがために。 燻る炎 器用になんて、なれやしない。 束の間の平穏 来たるべき時が、来てしまう前に。 白い悪夢 前 彼と彼らの、策謀と策謀が絡み合う。 白い悪夢 中 絶望と、そして、狂気の記憶。 白い悪夢 後 戦いは、終わることはない。 夢の終焉 眠れる竜と眠らぬ竜は、夢を見る。 そして、竜は眠る 果てのない、日常は続いていく。 |